
廣島三人背継獅子舞保存会は、2025年7月に保存会を結成してから、8月に阿波おどり会場のアミコドームでお披露目、9月には大阪・関西万博会場に出演と、次々と大舞台で活躍し続けています。
本日は、佐藤 圭輝 会長、多田 卓治 副会長、林 篤哉 副会長の3名に集まっていただき、たっぷりとお話をうかがいました。


みなさんは子どもの頃、一緒に獅子舞をしていたしげ?
僕らが子どもだった頃までは、もっと子どもがたくさんいて、秋の例祭で1年に1回獅子舞だったり、練りだったり、お祭りの時にみんなで一緒に走り回ったのが楽しい思い出として残っています。


お祭りに参加することが楽しい思い出として記憶に残っているから、今につながっているしげね。14年間ほど三人背継ぎ獅子舞ができなかった時期があると聞いたしげ!
それは獅子舞ができなかったのではなくて、三人背継ぎができなかったんです。一番下の「台役」の人が腰を痛めるなど、人材がいませんでした。

それではいけないということで、お祭りから遠ざかっていた人も含め、同年代で集まったんです。それが今の保存会の中心メンバーになっています。

松茂町文化祭で二人背継ぎを披露した次の年だったかなー、2023年の 「阿波の伝統文化“まるごとフェスタ”」(inあわぎんホール)で、一体だけですが三人背継ぎを披露しました。

あわぎんホールのフェスタの出演は、主催者の檜 千尋さんが声をかけて下さったので、できたというのがあります。
それから その年の秋の例大祭で復活させることができました。
それから その年の秋の例大祭で復活させることができました。

すでに応援してくれる人たちがいたのですが、その人たちをしっかりつなぎとめる枠組みをつくりたかったのと、氏子の集まりというと神社のお世話もしなければならないので、氏子の枠を取り払って、獅子舞好き、お祭り好き、体力自慢などの人が気軽に参加できる場にしたかったんです。
このような流れがあって、保存会を立ち上げようという話になりました。
このような流れがあって、保存会を立ち上げようという話になりました。


三人背継ぎ獅子舞をやっていて大変なことはあるしげ?
三人背継ぎの一番下の「台役」はずっと同じ人がやってくれているので、代わりになる人も育てていかないといけないなと思っています。

20代・30代が少ないですよね。今のメンバーは40代後半~50代が中心で若者が少ないです。それが悩ましいところです。

20代・30代がもっともっと多ければ層も厚くなって、三人背継ぎの一番下の「台役」を担当する人を日替わりでできるようになることが理想です。


保存会を立ち上げてよかったことはあるしげ?
やはり出演する機会が増えたことでしょうか。秋の例大祭の時だけでなく、イベントなど外部で披露できる場をいただけたことがとても嬉しかったです。また、上の世代の方々が応援してくれている様子が伝わってきて嬉しいです。
練習も見に来てくれたり、たまに指導もしてくれたりして、手放しで応援してくれて嬉しく思います。それが安心感にもなっています。

保存会ができてやりがいが出てきましたね。やはり披露する場がなければやりがいも出ません。

三人背継ぎ獅子舞を披露して、みなさんから「わぁ~」っと歓声が上がった時、達成感を感じました。それでみんなで祝杯を上げるのが最高です。

お祭りでは、昔から何かあるたびに飲み会をするのです。社交場という面もあったのでしょうね。


今後の目標について聞かせてほしいしげ!
とにかく保存会を大きくしていきたいと考えています。しかし、現在のメンバーみんなが楽しくなければ意味がありません。技の伝承以前の問題として、楽しんでもらう場作りをしていきたいなと思っています。
それから、写真や動画でたくさんベストショットを撮影していただくことがモチベーションになるし、僕らも Instagramをうまく利用して良い記事をアップしていきたいです。

獅子舞をやりたいという人がもっと増えて、出張公演もできて、なおかつ今と変わりなくみんなで和気あいあいと楽しくできたらいいですね。出張公演の出演料もこれからは貴重な収入源になると思います。
これまでは秋の例大祭の時にいただくお花代のみだったので、出演料を貯めていったら、獅子頭や獅子の衣装の修繕費や維持・管理にも使えると思います。公的機関の補助金の申請にもチャレンジしていけたらと考えています。


本日はお忙しいなか、ありがとうございまつしげ。廣島三人背継獅子舞保存会のますますの活躍を応援しているしげ!
徳島阿波おどり 2025 THE AWAODORI アミコドーム 2025/08/12
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EXPO 2025 大阪・関西万博 ポップアップステージ 北 2025/09/13
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廣島三人背継獅子舞保存会では、現在、メンバーを大募集しています。
松茂町に江戸時代から伝承される三人背継ぎ獅子舞を一緒に盛り上げていきませんか?
お祭り好き、力自慢、男の子、女の子 大歓迎!!
お問い合わせ
廣島三人背継獅子舞保存会 担当:佐藤まで
Mail:liondance3hiroshima@gmail.com











































